近田春夫は iPhone のスピーカーで音楽を聴いている
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例によってiPhoneのスピーカーでチェックを始めると、jpop歌唱の御多分に漏れず、この度も、聴き取れる歌詞は三割強といったところか?
いまどき「音楽を楽しむ」といったらば、どうだろう。移動中にイヤホンかヘッドホンで、というケースがおそらく大半なのではないか?
そうしたライフスタイルがSONYの大発明“WALKMAN”から始まったのはいうまでもないことだが、残念ながら今となってはそれも遠い過去の思い出だ。Appleにお株を奪われて、もはや久しい……。
まぁそんな愚痴はひとまず置くが、いずれにせよ、スピーカーを介して聴くのと、ダイレクトに耳に音が飛び込んでくるのとでは、音楽から受ける印象も結構違ったりする。
私は、状況からみても今日の業界では、イヤホン/ヘッドホン再生を前提とした音作りが主流になっていると考えるのが自然だと思うものだ。
いつものように、iPhoneで動画再生を始めると、カデンツァっぽいピアノ(ひょっとしてこの部分は映像のためだけに加えられているのかも)が四つ打ち風なビートに移行していくイントロから、先ず耳に残ったのがキックの音色である。ズッシリと重いのではなく、コンコンという響き。中域が強調されているのだろうか? おかげさまで小さなiPhoneのスピーカーでも大層聴きとり易いのだが、そのあたりに配慮して音作りがなされているのかどうかは、不明だ